概要
城郭構造:連郭式山城天守閣構造:無し
所在地:Googleマップで見る
歴史
永正17年(1520)、武田信虎によって築かれる。(『高白斎記』による。永正17年(1520)とする資料あり※日本城郭事典)武田氏は躑躅ヶ崎館を本拠としており、その後方3~4kmほどにある標高800m弱の丸山にこの要害山城を築き、詰城とした。
武田氏滅亡後は徳川氏、代わって豊臣系大名が入り、関ヶ原の戦い後徳川氏の領地となり廃城となった。
駒井氏が城代を務めた。
外観

入口
入り口に建てられた石碑
全体の復元想像図
階段状になった曲輪と複数の竪堀がみえる。

山道の入口付近

史跡境界を示す目印

竪堀跡

山道

門跡

不動曲輪
不動曲輪跡
武田不動尊

曲輪跡
この先、主郭まで曲輪が続く。

主郭
主郭跡山頂に築かれ、東西73m、南北22mの長方形をしており、周囲には土塁が築かれている。



主郭跡に建てられた石碑

堀切跡
石積みを用いて深く広めにつくられている。

竪堀跡


積翠寺
積翠寺要害山城の南に位置する。

アクセス
バス:
JR甲府駅より山梨交通のバスが出ているが、積翠寺まで行くのは数本で、殆どは武田神社行きである。
積翠寺から要害山城入り口までは徒歩約10分。
武田神社からは徒歩45分~1時間程度かかるうえに、上り坂なのでかなり大変。
山梨交通バス
http://yamanashikotsu.co.jp/
2番のりば12系統積翠寺行き
http://yamanashikotsu.co.jp/jikoku/309.htm
送迎バス:
要害山城入り口にある積翠寺温泉・要害は甲府駅北口まで送迎バスを出しているので、温泉利用を前提として行くなら、送迎バスを頼むという手もある。
ただし条件(泊り客のみなのか温泉利用だけでも送迎してくれるのか等)が不明なので、利用の際は必ず確認のこと。(自己責任でお願いします)
山梨県・甲府積翠寺温泉「要害」
http://www.yougai.co.jp/index.htm

レンタサイクル:
甲府駅周辺の各所で甲府市運営のレンタサイクルを利用できる。
電動アシスト自転車で1日500円で借りられる。
とはいえ甲府市街からは上り坂が続くので、武田神社あたりまではラクにいけるが、その先は電動アシスト自転車でもかなりきつい。
普段運動していない人は大変かも。そのかわり帰りはひたすら下り坂なのでとても快適。
甲府市観光情報・レンタサイクルで甲府を巡ろう!!
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/shisetsu/rentacycle25-1.html