概要
- 城郭構造:連郭式平城
- 天守閣構造:無し
- 所在地:山梨県甲府市 Googleマップで見る
東西約280m、南北約200mの規模で、主郭・西曲輪を左右に並べ、南に梅翁曲輪、北側に隠居曲輪・味噌曲輪をそれぞれ配置した構造となっている。
城郭というよりは居館であり、後詰めの城として要害山城が築かれている。
歴史
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永正16年(1519年)築城。
武田信虎が川田館より移る。その後信玄の時代を通じて、甲府が本拠地となる。当初は単郭の方形居館だったが、後に郭が増 設される。 - 天正3年(1575年)長篠の闘いの後、武田勝頼が新府城へ本拠を移転する。
- 武田氏滅亡後は織田家家臣河尻秀隆が入城、本能寺の変後は徳川家康が甲斐国を支配し、甲府城築城まで使われた。
外観絵図
施設・遺構
堀
神橋
鳥居
参道
拝殿
西曲輪北側枡形虎口跡
西曲輪と味噌曲輪をつなぐ枡形虎口。
館北側より背後の山を望む
館北側の祠
御隠居曲輪南スポット公園
旧大手門
神社東側に位置する
アクセス
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バス:
JR甲府駅より山梨交通のバスが出ている。殆どは武田神社行きで、数本はその先の積翠寺まで行く。
山梨交通バス
http://yamanashikotsu.co.jp/
2番のりば12系統積翠寺行き
http://yamanashikotsu.co.jp/jikoku/309.htm -
レンタサイクル:
甲府駅周辺の各所で甲府市運営のレンタサイクルを利用できる。
電動アシスト自転車を1日500円で借りられる。
甲府市観光情報・レンタサイクルで甲府を巡ろう!!
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/shisetsu/rentacycle25-1.html
100名城スタンプ
武田神社宝物殿
(拝殿右手にある建物。売店になっており、中にいる人に聞けば出してくれる)
[参考文献]
「日本城郭事典」大類伸監修(秋田書店)
「歴群図解マスター 城」香川元太郎著(学研マーケティング)
「全国城攻め手帖」風来堂編(メディアファクトリー)
「日本の城事典」南條範夫監修(三省堂)