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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン1 第23話「目覚め(宿敵)」

あらすじ

以前NCISの検死室に立て篭もり、その後逃亡して姿を消したテロリストを、 ギブスはまだアメリカ国内に潜伏していると考え、行方を追っていた。 マクギーは自身が開発したアルゴリズムで顔認識ソフトを改良し、 ケイトはテロリストのプロファイルを行なっていた。
その頃テロリストの男は、仲間と空中からマリーンワンへのテロを計画していた。

感想

テロリスト・アリの逮捕にに燃えるギブスの執念が全編炸裂しており、 トニーの言うとおり『白鯨』を想起させるが、流石に結末は異なる。
アリの真の目的をはっきりさせないままシーズン1は終了となったが、 シーズン2への謎を残すという意味では、アメリカのドラマとしては非常に王道な作り方だと思う。

アリの正体に気付くきっかけとなった、ベセスダで発見されたというバラバラ死体は、 後にシーズン2第13話「過去からの復讐者(人体パズルの謎)」で再度登場する。

ケイトとカフェの客の会話に登場した農務省の”農産物保険サービス”なる組織は、 調べてみたら「National Crop Insurance Services」(略してNCIS)という実在の組織みたい。

映画ネタ

  • 『逃亡者』(The Fugitive 1993年 アンドリュー・デイヴィス監督)
  • 『捜索者』(The Searchers 1956年 ジョン・フォード監督)
  • 『ペイバック』(Payback 1999年 ブライアン・ヘルゲランド監督)
  • 『白鯨』(Moby Dick 1956年 ジョン・ヒューストン監督)

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