あらすじ
以前NCISの検死室に立て篭もり、その後逃亡して姿を消したテロリストを、
ギブスはまだアメリカ国内に潜伏していると考え、行方を追っていた。
マクギーは自身が開発したアルゴリズムで顔認識ソフトを改良し、
ケイトはテロリストのプロファイルを行なっていた。
その頃テロリストの男は、仲間と空中からマリーンワンへのテロを計画していた。
感想
テロリスト・アリの逮捕にに燃えるギブスの執念が全編炸裂しており、
トニーの言うとおり『白鯨』を想起させるが、流石に結末は異なる。
アリの真の目的をはっきりさせないままシーズン1は終了となったが、
シーズン2への謎を残すという意味では、アメリカのドラマとしては非常に王道な作り方だと思う。
アリの正体に気付くきっかけとなった、ベセスダで発見されたというバラバラ死体は、
後にシーズン2第13話「過去からの復讐者(人体パズルの謎)」で再度登場する。
ケイトとカフェの客の会話に登場した農務省の”農産物保険サービス”なる組織は、
調べてみたら「National Crop Insurance Services」(略してNCIS)という実在の組織みたい。
映画ネタ
- 『逃亡者』(The Fugitive 1993年 アンドリュー・デイヴィス監督)
- 『捜索者』(The Searchers 1956年 ジョン・フォード監督)
- 『ペイバック』(Payback 1999年 ブライアン・ヘルゲランド監督)
- 『白鯨』(Moby Dick 1956年 ジョン・ヒューストン監督)