あらすじ
ケイトがアリに狙撃され、殉職した。
ケイトの頭部を貫通した弾丸は発見されなかったが、
周囲に残った弾痕や現場にいたそれぞれに位置から、残された銃弾を探すギブス達。
そしてケイトの前にマクギーが狙われていたことが分かり、車内から銃弾が発見された。
捜査が進む中、今度はラボにいたアビーが狙われる。
アリはギブスを追い詰めるため、彼の周囲の人間の命から狙っていたのだ。
一方、トーマス・モローNCIS長官は国土安全保障省の副局長に転籍となり、
後任にはギブスのかつての恋人ジェニー・シェパードが就任する。
時を同じくして、モサドからジヴァ・ダヴィードがNCISへ派遣されてくる。
アリの無実を信じる彼女は、アリを殺さないようギブスに警告する。
復讐に燃えるギブスはシェパード局長からも、
証拠を見つけるまではアリに手を出さないよう厳命されてしまう。
その頃、アリは肩を負傷して休職していたジェラルドを人質に取り、
ダッキーを自分の元へ呼び出す。
そして、自身の無実を証明してほしいと依頼するのだった。
感想
シーズン2最終話から続くエピソード。
ジェニーにジヴァと新キャラが2人登場し、見どころが多い。
アリがギブスに執着する理由が不明だが、
執念深いところはよく似ている。
今まである種無敵キャラだったギブスが
ケイトの死に責任を感じて悩む姿は新鮮だが、
ドラマが長く続く以上、主要キャラの内面に入っていく話が徐々に出てくるのは必然だろう。
チームのメンバーの前に現れるケイトの姿がその人毎に大きく異なっており、
彼女の姿や言葉、やり取りを通して各人の内面が描かれている。