あらすじ
休暇中に行方不明になっていた海兵隊員ダウニング曹長が、凍った池の中から死体で発見された。
同じ池から他にも3人の死体が発見される。全員射殺されていた。
3人はエルサルバドルのギャングLVMのメンバーで、
死体に残っていた弾丸からダウニング曹長の銃で撃たれたことが判明する。
LVMはその少し前、抗争事件の際に手違いで海兵隊員を殺害し、証拠不十分で不起訴となっていた。
ダウニングはその報復で3人のギャングを殺害し、自分も撃たれたのか?
しかし3人が、別の銃で無抵抗のまま後ろから撃たれていたことがわかり、
別の容疑者が浮かび上がる。
ギブス達はギャングにメールで指令を出す謎のボス・ソーサの正体を突き止めるため、
連絡係の男・セザルを追求する。
感想
やや甘さの残るマクギーの成長を描くエピソードにしたかったのかは不明だが、
新米の成長物語としては完全に失敗、空回りしている。
ただチームワークとギブスの話術はよく描かれており、
また太っちょのチンピラを脅すシーンがラストへ繋がる伏線にもなっている。
そう考えると、ある意味で太っちょの成長物語ということか。
誰得な話になっちゃうけど。
トリックというかネタとしては完全に『ユージュアル・サスペクツ』と一緒。
トニー・ディノッゾの映画ネタ
- 『ウエスト・サイド物語』(West Side Story 1961年 ロバート・ワイズ監督)