あらすじ
浜辺で海軍潜水士の白骨死体が発見された。
ダイバースーツの名前からマスターダイバーのジェンセン大尉と判明。
何者かに刺された跡があり、殺害されて海に遺棄されたものと思われた。
ギブスとトニーが大尉の家へ向かうと、
すでに沿岸警備隊捜査局(CGIS)の捜査官2人が来ていた。
CGISのアビゲイル・ボーリン捜査官の話では、
バージニアの沖合でサルベージ船の船長が殺害され、
マリーナのカメラに船長とジェンセンが一緒に映っていた。
ジェンセンは海に沈んだ海賊船と積み荷の宝を探しており、
捜索費用として医師のマブリーから資金提供を受けていたことが判明するが、
マブリーはすでに行方をくらましていた。
ギブスとボーリンは共同捜査でマブリーの行方を追う。
感想
ギブスにそっくりな捜査官が登場する話としては、
シーズン2 第12話「生き写しの捜査班(ドッペルゲンガー)」がある。
こちらはジーン・ハックマン似の男がボスで、
トニーとマクギーのポジションにあたる捜査官も登場したが、
今回はギブスポジションのみで、しかも女性捜査官。
「頭をはたく」「直感に従う」「偶然は信じない」といったギブスルールを彼女も信奉している模様。
ジェンセン大尉が被害者であることから捜査権を主張するギブスと、
船長殺しの被疑者として捜査権を主張するボーリン。
この立場の違いが、実は事件の真相にも関係しているところが興味深い。
出演者・声優
ボーリン捜査官は人気だったのか、
後のエピソードでも何度か登場し、
『NCIS:ニューオリンズ』にも出てくるみたい。
一方、ボーリンの部下オマギ捜査官役のEddie Shinは、『NCIS:LA』に別の役(ヘティ・ラングが審問会へ召喚された際の弁護人役)で出演している。
トニー・ディノッゾの映画ネタ
- 『ジョーズ』(Jaws 1975年 スティーヴン・スピルバーグ監督)
- 『レザボア・ドッグス』(Reservoir Dogs 1992年 クエンティン・タランティーノ監督)
- 『白いドレスの女 [Blu-ray]』(Body Heat 1981年 ローレンス・カスダン監督)
- 『黄金』(THE TREASURE OF THE SIERRA MADRE 1948年 ジョン・ヒューストン監督)
- 『ダグラスの海賊』(THE BLACK PIRATE 1926年 アルバート・パーカー監督)