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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン3 第20話「見えざる壁(外交特権)」

あらすじ

軍の暗号解読チームに所属しているラーラ・ヒル大尉が、 スパイ捜査の事情聴取当日に死亡した。 拳銃で頭部を撃ち抜かれており、 自宅からは6万ドル分の紙幣が発見され、特に争った形跡もないことから自殺が疑われた。 しかしアビーの科学検査で、発砲当時、すぐ側に人が立っていたことが判明する。

拳銃の持ち主は同僚のキーラ・ネイプルトン大尉。 またオフィスから機密のフラッシュメモリーが盗まれていたことが判明するが、 保管庫の鍵を持っていたのもヒル大尉とネイプルトン大尉だった。

殺人事件と並行して外国のスパイの捜査も進められ、 ベネズエラ大使館の外交官に容疑がかかる。 彼がヒル大尉を殺害した疑いが強まるが、 ギブス達の前に外交特権の壁が立ち塞がるのだった。

感想

逮捕されない外交官特権を利用した犯罪。 しかし外交官特権の利用の仕方が一捻りされており、 単に特権を盾にして逮捕から逃れるというわけではない。

特権を利用して自国へ逃亡を図ろうとする外交官。 タイムリミットが迫る緊迫した状況と、 ダッキーの母親が現場を引っ掻き回すほのぼのした状況の対比が面白い。

第12話「絶体絶命(閉じ込められて)」の時の話題が少し出てくる。

NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン3 第12話「絶体絶命(閉じ込められて)」

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『オースティン・パワーズ』(Austin Powers 1997年 ジェイ・ローチ監督)
  • 『追いつめられて』(No Way Out 1987年 ロジャー・ドナルドソン監督)
  • 『ザ・シークレット・サービス』In the Line of Fire 1997年  ウォルフガング・ペーターゼン監督)
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