あらすじ
軍の暗号解読チームに所属しているラーラ・ヒル大尉が、
スパイ捜査の事情聴取当日に死亡した。
拳銃で頭部を撃ち抜かれており、
自宅からは6万ドル分の紙幣が発見され、特に争った形跡もないことから自殺が疑われた。
しかしアビーの科学検査で、発砲当時、すぐ側に人が立っていたことが判明する。
拳銃の持ち主は同僚のキーラ・ネイプルトン大尉。
またオフィスから機密のフラッシュメモリーが盗まれていたことが判明するが、
保管庫の鍵を持っていたのもヒル大尉とネイプルトン大尉だった。
殺人事件と並行して外国のスパイの捜査も進められ、
ベネズエラ大使館の外交官に容疑がかかる。
彼がヒル大尉を殺害した疑いが強まるが、
ギブス達の前に外交特権の壁が立ち塞がるのだった。
感想
逮捕されない外交官特権を利用した犯罪。
しかし外交官特権の利用の仕方が一捻りされており、
単に特権を盾にして逮捕から逃れるというわけではない。
特権を利用して自国へ逃亡を図ろうとする外交官。
タイムリミットが迫る緊迫した状況と、
ダッキーの母親が現場を引っ掻き回すほのぼのした状況の対比が面白い。
第12話「絶体絶命(閉じ込められて)」の時の話題が少し出てくる。
NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン3 第12話「絶体絶命(閉じ込められて)」
トニー・ディノッゾの映画ネタ