あらすじ
以前ギブスとフォーネルが逮捕し、服役していた銀行強盗デリック・ポールソン元兵曹が脱走した。
彼は銀行強盗の際仲間2人を殺害、金は行方不明となっていた。
ポールソンはフォーネルの前に現れ、無実を主張して再捜査を要求。
ギブスはジェニーの計らいで一時的に復職、
トニー達とポールソンを追跡するが、隙を突かれて捜査資料の入ったPCを盗まれてしまう。
ポールソンの有罪を決定づけたのが強盗仲間のナッシュだった。
ナッシュは消えた金の在処を知っていると見られ、
ポールソンがナッシュを追うとふんだNCISもナッシュの行方を探すのだった。
感想
一時的な復職とはいえ、チームに戻ってきたギブス。
ギブスの退職願を握りつぶして休暇扱いにしていたジェニー。
いきなりウザさ全開の新人リー捜査官等、
見どころは多いのだけど、
フォーネルの出番があんまりないのが残念。
正直いなくてもストーリーが成立してしまうが、
隠居の意志が固いギブスを引っ張り出せるだけの仲という事になると、
なんだかんだで仲のいいフォーネルが(ストーリー的に)適任なのだろうか。
最後の最後でトニーが名前を出す映画『逃亡者』。
これが伏線にもなっており、
マクギー「今まで黙っていたのに、遂に言っちゃった」という台詞は、
楽屋オチ的な台詞とも言える。
出演者・声優
ポールソンの逃亡を手助けする老人ミッキー・ストークスを演じるのは、 名脇役のハル・ホルブルック。 『ダーティー・ハリー2』『大統領の陰謀』『カプリコン・1』『ウォール街』 『ザ・ファーム 法律事務所』『リンカーン』等、数多くの作品に出演しており、 2007年の『イントゥ・ザ・ワイルド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
トニー・ディノッゾの映画ネタ