あらすじ
タクシーでNCISを訪れた男が、入口ゲートでのセキュリティチェックの際、
車内で死亡しているのが発見された。
タクシー運転手によると、乗車した際息を切らして後ろを気にしていたという。
男はイエメン大使館職員ハマル・ファルハン。自身の名前を含め、7人の氏名が記載されたリストを所持しており、
残された6人のうち5人は、すでに死亡していた。
その頃シェパード局長は会議でパリにいたが、
グルヌイユの意を受けて、CIAのコルトがシェパードに接触してくる。
用件はシェパードが探しているロシアのディミトリ・ボロフ元上級大将に関する情報提供だった。
感想
タクシー運転手の軽妙な会話があってこその今回のエピソードと言え、
その点でなかなかおもしろかったが、事件自体は特に全容が明かされるわけではない(その必要もないが)。
どちらかと言えば、局長代理を押し付けられたギブスの姿を楽しむ回なのだろう。
シェパードとグルヌイユの因縁については多少の展開が見られたが、
次回で全て明かされるのか、それとも次シーズンに持ち越しになるのだろうか。
副題の「トロイの木馬」はギリシア神話をもとにした言葉で、現在は比喩的な使い方をされることが多いが、
本エピソードでは手法まで、まさにトロイの木馬と同じだった。
出演者・声優
トニー・ディノッゾの映画ネタ