あらすじ
父親の復讐のためギブスの父・ジャクソンの元を訪れたパロマ・レイノーサだったが、
ジャクソンに猟銃で撃退される。
それから数カ月、ジャクソンは警護付きでギブスの家で暮らしていた。
パロマがアメリカへ再入国し麻薬の市場を広げていることを知ったNCISはジャクソンの護衛を強化するが、
そこへ数ヶ月前に銃撃されて以来、行方不明になっていたマイク・フランクスが現れる。
そんな中、パロマの弟アレハンドロ・リベラが、マフィアの一味ではなくメキシコ政府職員という立場で
NCISを訪問する。
そしてヴァンス局長へ政治的解決を打診するが、その会合の最中、
密かにヴァンスのオフィスに盗聴器を仕掛けるのだった。
感想
前シーズン最終話から続くギブスの過去に関わるエピソード。
派手な銃撃戦は冒頭だけだが、いかにも荒っぽいメキシコの麻薬カルテルと、
妙に好戦的なギブスパパやフランクスの戦いが、いかにもアメリカ的。
だがラストは頭脳的な解決を図るあたりが、『Hawaii Five-O』あたりと違うところ。
あれはあれで好きなんだけど。
ヴァンスは当初なんとなく強面なイメージだったけど、
今回のエピソードを見てると、どちらかというと策謀を巡らすタイプに見えてきた。
逆に前任者のジェニー・シェパードのほうが恫喝タイプだな。
余計な話が入らないシンプルなストーリーだったけど、
ラストのイーライ・ダヴィードからの意味深なメッセージが、
次回以降へ続くネタとなっている。
シーズンを重ねるごとに痩せていくマクギーがちょっと気になるところ。
トニー・ディノッゾの映画ネタ