あらすじ
クワンティコの海兵隊基地内小学校でガス漏れ騒ぎがあり、
そのさなか、生徒のレベッカ・メイソンが誘拐された。
両親は共に中東の海上勤務中で、祖父と2人暮らしだった。
祖父のニコラス・メイソンにギブスが事情聴取を行なったが、彼はNCISの捜査にあまり期待しておらず、
事情聴取中にかかってきたレベッカの父親からの電話にも冷静に対処するほど、
妙に落ち着き払っている様子だった。
しかしその後、まだ中東にいる両親には連絡が取れておらず、
先程の電話は犯人からの脅迫電話だったことが判明する。
メイソンはすでにNCISを去り、犯人の指定した場所へ向かった後だった。
ギブスたちも後を追うが、指定した場所で見知らぬ男の死体を発見する。
殺されたエディ・ラングはプロの殺し屋だったが、メイソンに返り討ちにされたと思われた。
メイソンは以前どこかの諜報機関に所属していたと思われたが、正体は不明。
そしてメイソンからNCISに電話が入る。
ラングを殺害したのは正当防衛だったと主張し、
彼は1人で片を付けると宣言、
誘拐犯とメイソン、そしてNCISの三つ巴の追跡劇が始まる。
感想
引退した元凄腕の***が~、という映画やドラマでは割とよく見る設定のお話。
中盤の殺された殺し屋が若干余計な気もするけど、メイソンが元凄腕と印象付けるには、
こういうシーンも必要なのだろう。
マクギーを人質に取られていたとはいえ、ジヴァも押され気味だったので、
この爺さん相当の腕前だ。
ミルトンの『失楽園』の一説、
「天国の下僕より、地獄の王であれ」は、
『スター・トレック(宇宙大作戦)』で、作中きっての悪役カーンも言及した言葉。
小学生にミルトン読ませるのか・・・。
出演者・声優
メイソン役はウィリアム・ディベイン。
カルト的人気を誇る『ローリング・サンダー』の主役の人。
ミルトンを教えた教師役のサム・アンダーソンは『ER 緊急救命室』のDr.ケイソンの人。
トニー・ディノッゾの映画ネタ