あらすじ
海軍のチェイス中将が友人から電話で重大な相談があると言われ待ち合わせ場所へ向かったが、
そこには友人の他殺体があった。
殺害されたのはウッディ・アイバーソン。ロイス・グローバル社の幹部で、
今朝ジュネーブから同社の社長とともに、プライベートジェット機でワシントンDCへ来たばかりだった。
到着後アイバーソンはタクシーに乗り、社長とは別行動をとったが、
その時彼に同行したのが、トニーの父親アンソニー・ディノッゾ・シニアだった。
アンソニー・シニアはロイス社創業者のジョナサン・ロイスの古い知り合いで、
アイバーソンとは途中で別れたと関与を否定したが、彼の供述には嘘があった。
アイバーソンは中将に何を伝えたかったのか。
死体に残されたメモから、途中で乗ったタクシーに何かを隠した事を突き止めたギブスたちは
タクシーを押収して捜索を行うと、
そこには1956年に行方不明になった核弾頭のプレートが残されていた。
感想
個人的にはあまり好きではないアンソニー・シニアのエピソードだが、
今回はそれほど(程度問題だけど)気にならなかったのが救い。
アンソニー・シニアに時間を割いているせいか、
紛失した核弾頭という、かなり大きなネタを扱った話の割に、
最後があっさりし過ぎな気がする。
今回のエピソードの元ネタとなったのは、
1968年に起きたチューレ空軍基地米軍機墜落事故と思われる。
また世捨て人となって表舞台に出てこないジョナサン・ロイスは、
ハワード・ヒューズがモデルだろうか。。
ラストでアンソニー・シニアがドナルド・トランプについて言及するシーンがある。
出演者・声優
チェイス中将役のブルース・ボックスライトナーは『トロン』『トロン: レガシー』のアラン役。