あらすじ
NCISの臨時職員オリバー・フローマンの刺殺体が駐車場で発見された。
彼は詐欺担当の部署にいたが、人員削減のため解雇されたばかりだった。
車内からは巨額詐欺事件の捜査資料が多数発見されたが、押収品の目録だけは見つからなかった。
詐欺事件の犯人レオナ・フェルプスは有罪判決を受け収監中だったが、
騙し取られた金は未だ見つかっておらず、
押収された証拠品自体も高価なものばかりだったため、
何者かが押収した証拠品を強奪する目的で目録を奪ったとギブスたちは考え、
押収品を保管している倉庫で張り込みをかけた。
しかし犯人たちの狙いは別のところにあった。
同じ頃、スペインのロタ支局でチームを率いていたエリカ・ジェーン・バレット(E・J・バレット)が転属してくる。
ロタ支局はかつて、トニーが栄転を断ったところだった。
感想
ギブスと詐欺師の駆け引きはなかなか見どころはあったものの、
肝心の犯人に魅力がないのが残念。
E・J・バレットはこれからも出てきそうな感じのキャラだけど、
まだキャラがはっきりしていないので、様子見といったところ。
CGISのボーリン捜査官をレギュラーにしてほしい。
外出禁止を条件に釈放された人物が、身の安全を守るために家から出た場合も、違反になるのだろうか?
今回の場合は自業自得なんだけど。
出演者・声優
詐欺師フェルプス役を演じているのは、『クレイマー、クレイマー』でフィリスを演じたジョベス・ウィリアムズ。
トニー・ディノッゾの映画ネタ
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『サイコ』(Psycho 1960年 アルフレッド・ヒッチコック監督)
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『ヒート』(Heat 1995年 マイケル・マン監督)
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『ザナドゥ』(Xanadu 1980年 ロバート・グリーンウォルド監督)
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『市民ケーン』(Citizen Kane 1941年 オーソン・ウェルズ監督)
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『ナイト・ミュージアム』(Night at the Museum 2006年 ショーン・レヴィ監督)
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『三つ数えろ』(The Big Sleep 1946年 ハワード・ホークス監督)
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『脱出』(To Have and Have Not 1944年 ハワード・ホークス監督)
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『ゴースト・バスターズ』(Ghostbusters 1984年 アイヴァン・ライトマン監督)
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『ゲッタウェイ』(The Getaway 1973年 サム・ペキンパー監督)