あらすじ
国防情報局(DIA)に出向していた海軍少佐のパトリック・ケイシーが射殺体で発見された。
遺体の状況から弾丸にはフランジブル弾が使用された形跡があったが、
一方でやや離れた位置から撃たれたと見られ、近距離用のフランジブル弾の特性と矛盾していた。
近くには自身の血で書いたダイイングメッセージ「バードソング」という文字が残されていた。
ケイシーは死の直前にレストランで女性と会っており、別れた後襲われたと見られた。
DIAのヒンドリー少将は機密を盾に詳細を明かさなかったが、
マクギーの調べにより軍の機密が漏れ、近々出版される予定になっていたことが分かる。
出版社の社長マデリーン・デュモンに話を聞くと、ケイシーは情報提供者2人のうち1人で、
内容は軍の極秘作戦「バードソング作戦」に関するものだった。
もう1人の提供者はFBIからDIAに出向していたエリサ・アーチャーだったが、
彼女も自宅で死体となって発見される。
感想
事件の裏に壮大な陰謀が隠されているかと思いきや、事件の真犯人はそれとは関係なかったというパターン。
バードソング作戦自体は結構大きな話になりそうなので、そっちで1話エピソード化してほしいくらいだが、
謎の武器商人とかは余計だったかも。
情報提供者と本の著者が異なるのは少々ややこしかったが、ちゃんと意味があったんだね。
ギブスの4番目の妻ダイアンからの招待状の件はトニーが例によって首を突っ込み過ぎだけど、
オチはまあ予想通り。
フォーネルも絡んで楽しい小咄だった。
出演者・声優
出版社のマデリーン・デュモン役のRebecca Tilneyは『ターミネーター3』にCRS社の技術者役で出てるみたいだけど、
当然全く記憶にない。DVDは売っぱらっちまったので、確認できず。
場面からいってT-XかT-1に蜂の巣にされて殺されてそう。
トニー・ディノッゾの映画ネタ