あらすじ
新しく海軍長官となったジャービスから、トニーは極秘任務を命じられる。
それはNCIS内部にいる裏切り者を探し出すことだった。
トニーは血まみれになって病院へ運ばれてくる。
怪我はしていなかったが、記憶をなくしていた。
血はトニーが追っていた何者かのものと思われた。
現場にはNCISのバッジも残されていた。
ギブスはDr.クランストンにトニーの記憶を蘇らせるよう依頼する。
徐々に記憶を取り戻していくトニー。
彼が追っていたのは、ポートキラーに撃たれて殉職したレヴィン捜査官が体内に隠していたマイクロチップの行方と、それを持ち去った人物だった。
そして検視室の監視カメラの記録から、マイクロチップを持ち去ったのがE・J・バレット捜査官であることにダッキーが気づく。
感想
事実上の前作最終話からの連続エピソード。
伏線を張ったまま投げっぱなしになっていた、レヴィン捜査官の体内からEJが取り出したチップが、
話のメインとなる。
EJ、ケイドに加えて、ケイトの姉Dr.クランストンまで登場する。
サスペンス要素が強くて登場人物も豪華なんだけど、何か”どこかで見た”感が拭えない。
組織と仲間の板挟みなるトニーは、シーズン6のグルヌイユ関連そのままだし、
組織内の裏切り者探しは同じくシーズン6のリー捜査官絡みのネタ、
記憶をなくしてどーたらこーたらというのも、以前見たような気がする(これはトニーじゃなかったかな?)。
一番驚いたのは、裏切り者探しでシーズン中盤くらいまで引っ張るのかと思いきや、
あっさり1話で終了。
まあストラットンの件がまだ残っているので、一連のエピソード自体は続くのだろうけど。
EJはお気に入りキャラなので再登場は嬉しいけど、この先レギュラーになることはなさそう。
出演者・声優
FBI捜査官ストラットンを演じるスコット・ウォルフが、なぜかマイケル・J・フォックスに見えてしょうがない。