あらすじ
ジャック・ウォレス大佐と彼の仲間が銃撃されて殺害された。
事件の直前、犯行現場には犯人からのメッセージが留守番電話に録音されていた。
2人はスーパーヒーローに扮して自警活動を行っており、ウォレス大佐は違法建築の告発を担当していた。
その一方でウォレス大佐は死の直前、マスコミに連絡を取っており、
事件を知っ、事件記者でトニーの元フィアンセであるウェンディ・ミラーがNCISを訪れ、
トニーと行動を共にすることになる。
彼らに捕まった悪党や同業の「スーパーヒーロー」達を捜査するうちに、やがてひとりの容疑者が浮上するが・・・。
感想
MCU等に代表されるスーパーヒーローものは数多いが、実際にこんなのが自警活動をしていたら、
チンドン屋以上に滑稽だろうと思わせるエピソード。
以前ある人が
「『バットマン』はいい年した大人が夜な夜なコウモリのコスプレして、街を徘徊するのを楽しむ映画だ」と言っていたけど、
馬鹿馬鹿しいことを大真面目にやり切ることが、ヒーロー物の正しいあり方なのかも。
全体的におちゃらけた空気が漂うエピソードだが、
冒頭からきちんと伏線が張られている等、意外と真面目な作りになっており、なかなかの良作。
出演者・声優
スーパーヒーロー・ICUの父親を演じるレイ・ワイズは、『ツイン・ピークス』のローラ・パーマーの父親リーランド・パーマー役。
トニーの元フィアンセ、ウェンディは『チャイルド・プレイ3』で主人公アンディの恋人(?)クリスティン役の人。
トニー・ディノッゾの映画ネタ