あらすじ
薬物所持で起訴されたワイリー兵曹長が違法武器取引の仲介人アガー・バヤールの情報と引換えに司法取引をNCISに申し出てきた。
しかし弁護士とギブスの前で彼は突然死してしまう。
ワイリーのペースメーカーが外部から何者かに遠隔操作され、心拍数が上がりすぎたことが原因だった。
監視カメラからバヤールがアメリカに入国していることを突き止めたギブスはバヤールへの接触を図るが、
国防情報局(DIA)から手を引くよう要請される。
バヤールの愛人を目されるバランスキーを追っていたマクギーとドーニゲットは、出国しようとしている彼女の身柄を確保し、
NCISへ連行するが、途中で隙を突かれ逃げられてしまう。
そして彼女が実はロシアの諜報員であることが判明する。
感想
国家間の諜報戦とそれに絡むアメリカ国内の捜査機関の軋轢が描かれる。
内容柄、ヴァンス局長の出番が多いストーリー。
以前より時々出てきた武器商人バヤールが登場するが、今回も逮捕には至らず。
今までチョイ役だったドーニゲット捜査官が今回は大きく絡んでいるせいか、
内容の割に重苦しくなく、軽めのタッチで描かれている。