あらすじ
海兵隊のトーレス中尉がダウンタウンで何者かに暴行を受け、殺害された。
事件当時中尉と一緒にいたウェストコット元大尉は数人の男に襲われたと証言、
現場近くの防犯カメラにもウェストコッドの証言によく似た男が映っていた。
しかしトーレスの遺体に付いた傷からウェストコットの証言と殺害状況が矛盾することが判明、
またウェストコッドは戦場でのPTSDが原因で挙動に不自然な点があり、証言の信頼性が揺らいでいく、
やがて防犯カメラに映っていたカーシーという男が逮捕されるが、彼はウェストコットに襲われたと主張、
トーレス中尉は2人の間に入って止めようとしたところを殴られて倒れたと証言した。
感想
PTSDからくる妄想とフラッシュバックによって引き起こされた事件かと思いきや、
ちょっと強引ながら意外な方向に事件が展開していくのがなかなかおもしろい。
しかもまだ前編。
ウェストコットの父親は出番も台詞も少ないながら、
息子の苦しみに理解が薄そうなところをよく表現している。
この辺の家族の葛藤的なドラマも次回で描かれるのだろうか。
トニーの母親について本格的に言及されるのは、これが初めてかもしれない。
出演者・声優
ウェストコット役のブラッド・バイアーは『ジェリコ 閉ざされた街』のスタンリー・リッチモンド役、 『エクスタント』の宇宙飛行士ハーモン・クライガー等。
トニー・ディノッゾの映画ネタ