あらすじ
モサドのエージェント、アミール・マンテルがバージニアで殺害された。
モサドの新長官オルリはボドナーの逃亡に現役エージェント5人が関わっているとみて、
マンテルに調査を命じている最中であった。
そしてオルリも自らアメリカへやってくる。
モサドや国土安全保障省、CIAは当のボドナーがイタリアに潜伏しているとの情報を掴んでいたが、
ジヴァは過去のイーライの教えから、ボドナーは逃走資金確保のため
有り金をベルリンでダイヤモンドに換えると睨んで、トニーと2人でベルリンで待ち伏せをする。
その頃アメリカでは、オルリの行動に不審を抱いたヴァンス局長が、
マクギーにモサドのデータベースのハッキングを命じる。
殺害されたマンテルはボドナーを追跡していたのではなく、
ボドナーの協力者としてモサド内で要注意人物リストに入っていた。
感想
以前よりモサドはアメリカ国内で好き勝手に行動していたが、
長官が交代しても全く変わっていないところは、もはや清々しいとすらいえる。
ボドナーのイーライ殺害に関しては、今のところボドナー自身の思惑によるもののようだが、
モサド長官暗殺というおおごとだけに、例えばオルリが黒幕でボドナーに指示を出していたとか、
権力闘争が絡んだもっと大掛かりな話なのかと思っていた。
ボドナーがイーライを殺害する動機もいまいち弱い気がするし。
この先まだまだどんでん返しがあるのだろうか。
トニーとジヴァの交通事故については、
ただの事故なのか2人の殺害を意図したものなのか。
ここでジヴァの命を狙う理由もあまりない気もするが。
出演者・声優
オルリ役のマリーナ・サーティスは、SFドラマ『新スター・トレック』でディアナ・トロイを演じた人。