あらすじ
ベナム・パーサの逃走を手助けした運転手は、
20年以上前にテロ行為で取り調べを受けたことがあるバシール・マリクという男だった。
当時は証拠がなく、逮捕には至らなかった。
しかしマリクのプロファイルを行ったダッキーは、彼の主義主張と行動が合致していないと分析する。
マクギーは職場へ復帰するが、仕事へ就けるかを判断するためDr.クランストンがカウンセリングを行う。
クランストンはマクギーが自身の気持ちを偽っていると見破ったが、本人の熱意を受けてか、
仕事への復帰を許可した。
マリクの過去の取り調べ映像を見ていたギブスは、
彼はテロリストではなくプロの運び屋であることに気づく。
頼まれれば何でも運び、DV夫から逃れる女性の逃亡を手伝う等、
時には人助けも行っていた。
パーサの妹もテロ活動に加わっていると判断したNCISは彼女に揺さぶりをかけ、
パーサの居所を唯一知るマリクへ電話をかけさせることに成功、
通話を探知してマリクの潜伏先を突き止め、逮捕した。
マリクは当初頑なに供述を拒んでいたが、
彼がプロの運び屋としてプライドを持っていることを見抜き、
彼なりの正義感に訴えかけ、パーサの居所を自白させた。
パーサはフロリダ行きの列車に乗って逃亡していた。
デライラは二度の手術の末、一命を取り留めるが、
体に麻痺が残ってしまった。
マクギーはギブスへ自身の心境を打ち明けると、
デライラに付き添うのだった。
感想
前後編で終わるかと思いきや、パーサはまだ捕まらず。
今シーズンの敵としてシーズン終盤まで引っ張るのだろうか。
パーサの人物像があまり描写されていないため、
過去の悪役ほど大物感がないのが残念。
これから徐々に明かされてくれば面白くなるかもしれない。