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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11 第19話「ニューオリンズ支局(後編)」

あらすじ

特権キラーの犯行と思われる遺体が新たに発見された。
被害者の職業がこれまでの事件と合っておらず、犯人を目撃したために殺害されたと思われた。

ギブスやプライドがニューオーリンズで捜査を続けているとき、 ワシントンDCではダッキーが生前のロータが残した手紙の分析をしていた。
ファンとの手紙の中でロータは「ダン・マクレーンが証拠を捏造した」と繰り返し主張していた。
そしてロータと頻繁にやり取りしていたエミール・タイタスという男を見つける。
タイタスはダン・マクレーンの後援者ジョセフ・ハンロンにも接触していた。

マクレーンの証拠捏造の可能性を捨てきれないギブスとプライドは、 五人組の最後の一人エリックス・ベッツに会いに行く。
そしてエリックスの反応から、ギブスとプライドはダンが証拠の捏造を行っていたことを確信した。

状況証拠からタイタスの容疑が深まり、逮捕に向かうが、 彼はすでに何者かに殺害されていた。

感想

伝説の捜査チーム”五人組”の過去を描く前後編。
局内でも職員の憧れの的だったが、ギブスでさえ知らなかったメンバーの裏の顔があった。

チームのメンバーは
ダン・マクレーン
エリックス・ベッツ
マイク・フランクス
リロイ・ジェスロ・ギブス
ドゥエイン・”キング”・プライド
の5名。

そのうちギブスとフランクス以外は今回が初登場。
マクレーンとフランクスはすでに死去しており、ベッツも引退していてかなりご高齢。
元々プライドの、というか『NCIS:ニューオーリンズ』のパイロット版という位置づけのエピソードであり、 今後この五人組について語られることはなさそう。

ラストは良い雰囲気で締めくくられていたけど、 事件自体は連続殺人事件の捜査官が、真犯人から金を貰って事件をもみ消しただけでなく、 冤罪をでっち上げて無実の人間を投獄、そのまま獄中死という、大スキャンダルだと思うのだけど。
ギブスとプライドは知らなかったようだが、世間的な視点で見たら、 「本当に知らなかったのか?」と2人も非難されるのは間違いない。
仮に知らなかったことが明らかになったとしても、組織としては大変な不祥事なわけで、 ヴァンス局長に何らかの処分がないと収まらないのではないかと思われるが、 このあたり後々語られるのだろうか。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『チャイルド・プレイ』(Child’s Play  1988年  トム・ホランド監督)

  • 『ジョーズ』(Jaws  1975年  スティーヴン・スピルバーグ監督)
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