さていよいよ手術本番です。
【準備】
手術3日前から、抗菌用の点眼薬を1日3回差す。
【当日】
手術当日はまず術前検査を行ない、
続いて専用のガウンに着替えた後、
麻酔用の点眼薬をさします。
ここで15分ほど待機し、その後手術室に入ります。
ここまでで大体1時間くらい。
レーシックの手順ですが、
Wikipediaの概要によると次のとおりです。
”レーザー機器もしくは、マイクロケラトームと呼ばれる眼球用カンナで角膜の表面を薄くスライスし、フラップ(ふた状のもの)を作り、めくる。表出した角膜実質層にエキシマレーザーを照射し、一部を削る(蒸散させる)。その後、フラップを元の状態に戻し、フラップが自然に吸着する。角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。”
【手術】
手術室は2つに分かれていて、
上記の「フラップを作る作業」と
「その後のレーザーを照射し角膜を削る作業」は別々の場所で行います。
まず最初の部屋へ入り、
仰向けに寝かされた状態で、
眼前に大きな機械があり、フラップ作り開始。
眼自体をいじっているので
何が行われているのかよくわかりませんが、
感覚としては、変な喩えですが、
掃除機で眼球を吸いだされているような、
引っ張られている感覚があります。
麻酔が効いているためか、痛みは全くありません。
作業は数分で終わり、
スタッフの人に手を引かれて、ゆっくり次の部屋へ移ります。
この時点では視界はぼんやりとボヤけているような状態です。
元々視力は良くないのですが、
それとは違う感じのぼやけ方です。上手く説明できませんが。
さて2つ目の部屋では
いよいよレーザーによる角膜を削る作業。
またしても仰向けに寝かされ、
同じく目の前に大きな機械があります。
顔には布をかけられ、目の部分だけが出ている状態です。
ここで医師から
「眼球を絶対に動かさず、1点だけを見る」ように言われます。
そしてレーザーが照射されるわけですが、
レーザーポインターのような赤い光が見えるだけで、
痛みはもちろんのこと、角膜を削られている感覚もありません。
その後フラップを戻す作業があったのでしょうが、
周りがよく見えないので、
何が行われているのかわかりませんでした。
これにて、手術終了。
時間にして15分かせいぜい20分くらいでしょう。
術後10分ほど休み、医師の説明を受けて終了。